30年産 米作りのはじまり
暑い日が続いています。雨が多かった5月もそろそろ終わりですね。
先日25日に、私たちの農園では、今年最初の播種を行いました。
簡単にいうと、稲の種まきです。「今年最初」なので、まだあと2回播種を行う予定です。この日播種した品種は、アケボノ、ヒヨクモチ、飼料用米(中生新千本)です。
毎年、播種の日は、家族総出で作業を行ってきました。私も小学生のころからほとんど毎年この作業の手伝いをしてきました。一時は、汚れるし暑いし重いし、こんな仕事したくない、滅多に会わない親戚のおじさんが怖い、なんて思いながら、仕方なく手伝っている、という時期もありました…(笑)
今では、その作業のベテランになりつつありますが、まだ機械の設定や細かい調整は難しいところです。
私の祖父母も去年から思うように動けなくなり、農作業ばかりしていた二人ですが今では散歩にでるのもやっとです。私が小さいころは、おばあちゃんに教えてもらいながら一緒に作業をしたものです。
あの時教えてもらったことが今でも頭に残っていたり、自然と体に染みついていることもあるもので、何気なくしてきたことが、とても大事なことで、これからも受け継いでいくべきものであると、最近になってようやくわかり始めました。
たまに会う親戚のおじちゃん、おばちゃんも、しんどいけど達成感のある仕事も、これから田植えが始まる緊張感など、いろんな思いを抱きながら作業をするのもいいものです。
苗半作という言葉があるほど、苗づくりは非常に大事なものです。今はまだ小さな芽が覗いているだけのかわいらしい種もみですが、これからぐんぐん生長して、青々とした葉を見せてくれるのを楽しみにしています。
また、これからの時期は米農家にとっての農繁期に突入します!忙しくなるし、暑いしで体がバテてしまわぬよう、しっかり頑張っていきたいと思います。
地域の農家さんたちも、頑張っているので、その姿をみてさらに意欲が増す季節です。
そして、来月にはいよいよもち麦の収穫です。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪
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