1年あっという間
ふと気づけば、12月30日。明日はもう大晦日。。。
そして、12月3日に播種した、もち麦たちが、少しずつ出芽してきています!
今年は早くから寒くなり、曇天が続き、雨も少なく…そもそも、稲刈りが遅かったので、どんどん後倒しになった作業が多くあり、播種も去年より10日ほど遅かったのです。
なかなか出てこない芽…出てこないことには、どうしようもない。待つのみ!
いやー、待つしかないのって結構きついですよね。コソコソ土を軽く掘って、発芽しているのを確認して、ホッとしながら、出芽を待つ日々。。。
やっと、田んぼに緑が見え始めて父と二人「よかったーー!」
30年度産のもち麦たちよ、
これからの寒さにも負けずたくましく育っておくれ~。
冬は日が沈むのが早い。 だから、こんな写真もなかなか撮れない…。気づけば真っ暗。
今年は「ふるいち農園」の倉庫もできました。できたばかりは、大きくて広くてきれいで、興奮しましたが…
今は、もうただの倉庫ですね。稲刈りで使えば使うほど汚れていき、農機具はどんどん入ってきて、泥はあがるし、場所はとるしで。こんなもんか!
新しい倉庫ではなかなか勝手がいかず、あれこれ苦戦しました。あたふたしながら、多くの方に助けてもらいながらの稲刈りとなりました。
そして、当園の1年を振り返るのに欠かせないのは、「もち麦の商品化」。
始める前は、ほんとにただ不安。これで売れるのか…?の疑問だけ。
いくらもち麦ブームといえども、名の知れていないちっぽけな農家が出したもち麦が売れるのか、って話です。
最初は、想像通りなかなかよくわかないまま、少しずつ売れるだけ。でも、周りの人は「これは絶対売れる!」「いいもの作ってるってわかってもらえたらお客がつく!」
そうやって背中を押してくれて、いろんな縁でたくさんの方と出会い、直売所で販売することができ。少しずつでも、確実に売り上げは伸びていきました。
あまりお金の話はしたくないので…
今年一年は私たちの中では「縁」。この1文字につきますね。
小さな農家なんです。目立つことなく、親子でやってることがちょっと珍しいくらいの、そんな農家です。
そんな私たちを、応援し背中を押し、いろいろと話しをもってきてくれ、誘ってくれる。そんな多くの優しさや、情熱、頑張ってほしいという思い、触れることでこっちもモチベーションあがるし、もっといいものを提供できるような農園にしたい、農家になりたい、そう思ってきました。
朝市やバザーなどで、たくさんの方と出会うことができお話もできました。
生産者が表にでて、消費者の方とじかにお話しをするのは、なかなかないことなので、とてもうれしく、貴重な体験だなと思っています。
また、そんな皆さんとの出会いを大切に、これからも精進しよう!と思った、就農1年目でした。(農園主の娘)
このページを開設して、まだ1年もたちません。
でも、興味を持ってのぞいてくれた方々、ありがとうございました!!!
たいして面白くない話ばかりでしたが、少しでも私の(私たちの)、思いが伝わればいいな、と思っています!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様、よいお年を~
0コメント